シェアハウス

シェアハウスでよくある4つの間取り例と間取りを検討する際の注意点

シェアハウスを運営する際、どのような間取りにするかで運営後の利回りや入居者募集に影響します。

入居者の人数に対して共有設備が不足していたり、居室が狭すぎると入居者が快適に過ごせず、入居率が安定しない可能性もあるでしょう。

今回は、シェアハウスでよくある間取りのパターンと間取りを検討する際の注意点を解説します。運営予定のシェアハウスの間取りを決める際の、参考にしてくださいね。

戸建てのシェアハウスで一般的な間取りとは?

戸建てのシェアハウスで一般的な間取りは、1階が共用スペース、2階が居室の作りです。共用スペースと居室の階が分かれていると、入居者が居室でリラックスできるというメリットがあります。

シェアハウスは騒音トラブルが起こりやすい環境のため、リビングと居室の階数を分けることで騒音トラブルの防止にもなるでしょう。

また、トイレは1階と2階の両方についているケースが多くなっています。

部屋のタイプは3種類

シェアハウスの部屋のタイプは個室、セミプライベート、ドミトリーの3種類です。

個室は、各部屋にドアがある完全にプライベートな空間です。セミプライベートは1つの居室をパーティションなどで分けるタイプ、ドミトリーは1つの居室に2段ベッドを複数設置するタイプです。

一般的に個室の賃料が最も高く、ドミトリーが最も低くなります。シェアハウスにどのタイプの居室を組み合わせるかよって募集人数が変わり、賃料収入にも影響するのでよく検討することが大切です。

その他のシェアハウス間取り例

シェアハウスでは、先述の間取りの他にもさまざまな間取りがあります。

共有設備が各階ある間取り

キッチンやリビングなどの共有設備が、各階に付いている間取りです。入居者が階段を昇り降りする必要がないため、利便性が高くなります。

ただし、水回り設備が多いほど工事費用が高くなるため、注意が必要です。

共有設備が最低限の間取り

居室がメインで、共有リビングがないタイプの間取りです。最低限の水回り設備のみを共有するため、人との関わりを最低限にしたい人向けになります。

また、共有設備が少なく、より多くの居室を設置できるため、効率よく賃料収入を得られるでしょう。

付加価値が付いている間取り

通常の共有設備だけでなく、多目的ホールなど+@の設備がついているタイプの間取りです。趣味や交流がコンセプトのシェアハウスが該当します。

ただし、映画鑑賞できるための施設や防音室など、特殊な改修が必要なケースもあるため費用に注意が必要です。

大規模シェアハウス向けの間取り

シェアハウスの中には、50人以上の大規模なものもあります。キッチンが飲食店の厨房のように広く、その他設備が充実しているなど、通常の賃貸アパートにはない設備が特徴的です。

シェアハウスの間取りを検討する際の注意点

シェアハウスの間取りを検討する際の注意点は、以下2選です。

  • 共有設備は居住人数に適した数を用意する
  • 専有部分の一人当たりの面積を適切に設定する

トイレ、浴室、洗面所などの共有設備が不足していると、入居者が快適に過ごせない可能性が高いため注意が必要です。

専有スペースの面積の目安は、5㎡~10㎡になります。以下の表は、入居者1人当たりの専用スペースの面積とその面積を有しているシェアハウスの割合をまとめたものです。

面積シェアハウスの割合
7.5㎡~10㎡未満60.6%
10㎡~12.5㎡未満42.3%
5㎡~7.5㎡未満21.1%

参考元:国土交通省 シェアハウスに関する市場動向調査結果について

最も多い専有スペースの面積は7.5㎡~10㎡未満となっています。

m2だとイメージがつきにくいという人は、何畳かで確認してみましょう。1畳の広さは地域によって異なりますが、関東での1畳は約1.5㎡なので、10㎡では6~7畳です。

また、住宅セーフティネット制度での専有スペースの面積の基準は、9㎡以上です。

住宅セーフティネット制度とは?

住宅セーフティネット制度とは、低所得者、高齢者、障害者など住宅の確保に配慮が必要な人への支援や、それらの人の受入を拒まない住宅を支援する制度です。

民間の賃貸住宅を各自治体へ登録することで、その情報を見た高齢者や低所得者などが、賃貸住宅へ申し込める仕組みになっています。

住宅セーフティネット制度を活用すると、改修費に対する補助を受けられるため上手に活用するのも手段の一つです。住宅セーフティネット制度については、以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある人はご覧ください。

不動産投資に関する住宅セーフティネット制度とは?補助金や活用事例などを紹介 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

高い利回りでシェアハウスを運営するポイント

高利回りでシェアハウスを運営するためのポイントは、以下3つです。

  • 物件価格・初期費用を抑える
  • 維持費を抑える
  • 賃料収入を増やす

上記がポイントとなる理由は、シェアハウス運営後の利回り(実質利回り)は以下の計算で求めるためです。

実質利回り=(年間の賃料収入ー年間の維持費)÷物件価格×100

実質利回りとは、維持費を考慮した、物件価格に対して得られる収益の割合です。

不動産の利回りには実質利回りの他にも、表面利回り、想定利回りがあります。詳細は、以下の記事でご確認ください。

不動産投資における利回りとは?利回りの種類と適正な利回りの目安を紹介 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

また、賃料を上げれば利回りが高くなりますが、賃料が高いと入居者が集まりません。

空き家を活用して物件価格を抑えたり、補助金制度を活用して初期費用を抑えることで高い利回りでのシェアハウス運営を実現できる可能性があります。空き家活用の補助金制度や高い利回りで運営するポイントは、以下の記事でご確認ください。

空き家の不動産投資とは?活用できる補助金を3つを紹介! – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

シェアハウスが儲かる理由は?高い利回りで運営するポイント4選 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

まとめ

シェアハウスの間取りは、戸建ての広さやコンセプトによって異なります。物件やターゲットに合わせて、入居者が過ごしやすい間取りを検討することが大切です。

利回りを意識しつつ、入居者にとって快適なシェアハウス運営を目指しましょう。

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