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シェアハウスの平均家賃はいくら?なぜ安いの?【オーナー目線で解説】

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「シェアハウスの平均家賃はいくら?」

「賃貸アパートよりも安い理由は?」

シェアハウスの平均家賃はだいたい4~5万円台なので、賃貸アパートと比べるとかなり安くなっています。

近年シェアハウス投資の人気が高まっていますが、家賃が安くても収益性はあるのか気になるところですよね。

今回は、

  • シェアハウスの平均家賃(地域別)と共益費相場
  • シェアハウスの家賃が賃貸アパートよりも安い理由
  • シェアハウスの共益費の仕組み

などについて解説します。

記事の後半ではシェアハウス投資のメリットも解説するので、これからシェアハウス投資を始めたい人の参考になれば嬉しいです。

シェアハウスの平均家賃はいくら?

国土交通省のデータを参考にすると、シェアハウスの家賃で多い価格帯は個室で4~5万円台、相部屋で4万円未満です。(参考元:国土交通省 シェアハウスに関する市場動向調査結果について

ただし、賃貸物件の賃料相場は地域によって変わります。ポータルサイトを参考にした地域別の平均家賃は、以下の通りです。

シェアハウスの平均家賃

個室ドミトリー
東京都5~6万円台3万円台
関東3~5万円台2~3万円台
その他地域3~4万円台2~3万円台

個室は各部屋がドアで区切られている部屋で、ドミトリーはいわゆる相部屋です。ドミトリーの方が一人のスペースが狭いため、家賃も安くなります。

賃貸の平均家賃は都心に近いほど高くなりますが、シェアハウスのドミトリーなら東京都でも3万円台で住むことが可能です。

比較対象として、賃貸アパートの平均家賃も紹介します。

賃貸アパート(1部屋)の平均家賃

東京都約7万円
関東4~6万円
その他地域3~4万円台
参考元:全国賃貸管理ビジネス協会| 全国家賃動向 2015年5月調査分

シェアハウスの共益費の相場

シェアハウスでは、共益費として入居者の生活にかかる費用を徴収します。

国土交通省の調査によると、個室・ドミトリーどちらも共益費の相場は5,000円~1万円台です。(参考元:国土交通省 シェアハウスに関する市場動向調査結果について

ただし、共益費は設備や規模を考慮しないと赤字になる可能性があるので注意が必要です。相場はあくまでも目安として参考にしてください。

シェアハウスの平均家賃が賃貸アパートよりも安い理由

シェアハウスの平均家賃が賃貸アパートよりも安い理由は、シェアハウスの家賃に設備のグレードや内容があまり関係ないためです。

一般的に、家賃は部屋の大きさ、設備、立地を考慮して決められます。一般的な賃貸は、キッチンの広さ、バスルームがユニットバスかどうかなど、設備の充実度が家賃に影響する仕組みです。

シェアハウスは共用スペースとプライベートスペースに分けられますが、ほとんどの設備が共用スペースにあります。そのため、設備の充実度と個々の賃料はあまり関係ありません。

シェアハウスの家賃は立地と部屋の広さで決まるケースが多く、ドミトリーなどプライベートスペースが少ないほど家賃が安くなる仕組みです。

家賃が安すぎると入居者が警戒する?

残念なことに、シェアハウスの中には劣悪な環境の物件も存在します。極端に賃料が低いと、管理状態が悪いのか、トラブルを抱えているのかなど、警戒心を高める人もいるでしょう。

入居者が集まらないからと言って、相場に対して家賃を低く設定し過ぎると逆効果になる可能性もあるので、相場に合った適正な家賃設定をすることが大切です。

もしも空室が長期化するようなら、コンセプトが周辺の賃貸ニーズと合っているか、清潔感があるかなど、部屋を探す人や入居者の立場に立って原因を調査してみましょう。

シェアハウスの共益費の仕組みとは?

賃貸アパートやマンションでも、家賃の他に管理費・共益費を徴収するケースが一般的です。これらは、共用スペースの清掃やエレベーターの管理などに充てられる費用です。

しかし、シェアハウスの共益費は、水道光熱費、日用品など入居者が生活するためにかかる費用となるため、賃貸アパートの共益費とは異なります。

共益費の徴収方法

シェアハウスの共益費の徴収方法には、固定制または変動制があります。

固定制は、1人1万円など金額を固定し、毎月の家賃と一緒に徴収する方法です。オーナーが計算する手間がかかりませんが、実費が徴収額を超える恐れがあります。

変動制は実際にかかった金額を計算し、入居者の人数で割る方法です。固定制に比べてオーナーが赤字となるリスクはありませんが、計算に手間がかかります。

また、実費を計算後に徴収するので、退去者がいた場合は退去後に請求することになります。

共益費の金額設定は余裕を持たせる

シェアハウスの共益費を設定する際は、余裕を持たせて設定しておきましょう。

固定制で共益費を徴収する場合、入居者にとっては使い放題の環境です。特に夏や冬は冷暖房を使用する機会が多いため、実費が徴収額を上回る可能性があります。

また、規模が大きいほど水回り設備や居室が多く、費用が増えます。シェアハウスの規模に合わせた共益費の金額を設定することが大切です。

シェアハウス運営がおすすめな理由

シェアハウスは、家賃が安く人気が高まっている生活スタイルですが、「賃料の低さはオーナーにとってデメリットなのでは?」と感じる人もいるでしょう。

しかし、賃料が低くても一般的なアパートよりも多くの入居者を募集できるため、収益を維持することができます。シェアハウス運営がおすすめな理由を解説していきます。

高い利回りを期待できる

シェアハウスは、賃貸アパートよりも高い利回りを期待できる点がメリットです。

シェアハウスでは、浴室やキッチンなどの各設備が個室に必要ありません。そのため、同じ面積でも、賃貸アパートよりも多くの居室を確保できます。

個々の家賃は安くなりますが、より多くの入居者から賃料を徴収するため、全体の収入が多くなる仕組みです。

空室リスクが低い

シェアハウスは複数人での共同生活になるため、1人が退去しても他の人から賃料徴収でき、賃料収入がゼロになるリスクが低くなります。

また、シェアハウスは短期での契約が多く、気軽に入居できる点も特徴的です。敷金・仲介手数料がなく、大きな荷物も不要のため入居へのハードルが低く、空室期間が長引くリスクも低くなります。

シェアハウスでよくある定期借家契約については、以下の記事でまとめているので興味がある人はご覧ください。

内部リンク:【シェアハウス経営者向け】定期借家契約と締結時の注意点とは? – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

コンセプトで差別化できる

賃貸物件を探す際、立地、設備のグレード、清潔感などを重視する人は多いでしょう。

シェアハウスは、さらにコンセプトも比較対象になります。そのため、立地が悪くてもコンセプトによる差別化で、人気物件となる可能性もあります。

防音設備や映画鑑賞用の部屋など、共用スペースを活用できるシェアハウスならではの設備を導入したり、職業や趣味など特定の人をターゲットにすることも可能です。

シェアハウスのコンセプトについては、以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。

内部リンク:シェアハウスは種類が豊富!運営前に考えるポイント3選 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

空き家を活用できる

シェアハウスは空き家を活用して運営するケースが多いため、社会貢献型の不動産投資とも言われています。

空き家を活用する場合、改修が必要になりますが、改修費用に対して補助金を受けられるケースもあります。

少ない初期費用でシェアハウス投資を始めれば、高い利回りを期待できるでしょう。

空き家活用の補助金制度については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。

内部リンク:

空き家の不動産投資とは?活用できる補助金を3つを紹介! – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

まとめ

シェアハウスの家賃や共益費の相場は、地域や部屋のタイプによって異なります。あなたの物件がある地域の相場に適した価格設定をしましょう。

また、空き家を活用すると少ない初期費用でシェアハウス投資を始められるので、一度検討してみてくださいね。

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