こんにちは。不動産コンサルタントの仲尾正人です。
この記事は、シェアハウス投資に関する悩みを抱える全ての人に向けて書いています。
「シェアハウス投資を始めたいけど、失敗が怖い…」
「シェアハウス経営を始めたものの、なかなか儲からない」
「空き家をシェアハウスとして活用したい!」
このような悩みを抱えている人は、ぜひご一読ください。
この記事には、シェアハウスのオーナーになるために必要な情報を凝縮させました。
初心者から経験者まで、どなたでも学べる構成になっているので、気になった見出しをチェックしてみてくださいね。
11のステップごとに解説した完全ロードマップとなります。
このページをブックマークして何回も繰り返し読んで実践してみてください。
また、私も個人投資家として不動産投資の経験があり、不動産投資で悩む人の気持ちがよくわかります。
10年以上不動産投資に関わってきた経験から、大きな失敗をしている人をたくさん知っています。
私は「1人でも多くの人に安定的な収入を得て欲しい」そんな想いから、シェアハウス投資家の方々のコンサルタントとして情報提供してきました。
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、たくさんの方が社会貢献型の空き家シェアハウスオーナーに興味を持っていただき、うれしいです。
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今、シェアハウス投資がチャンスな理由
シェアハウス投資は、近年人気が高まっている投資方法の一つです。
国土交通省の調査では、2010年~2014年の5年間でシェアハウスの物件数が2.4倍に増加しているというデータがあります。(参考元:国土交通省 過去5年間の運営物件数の推移
)
私がシェアハウス投資をおすすめする理由は、以下4つです。
- 高い収益性を実現しやすい
- 付加価値によって競合物件と差別化しやすい
- 入居者にとってメリットが大きい(安価な賃料、充実したコンセプトなど)
- 空き家問題との相性が良い
特に私がシェアハウス投資をおすすめする理由は、空き家を活用できるためです。シェアハウスは空き家問題との相性が良く、社会貢献型の不動産投資とも呼ばれています。
以前は、シェアハウスと言えば東京都を中心とした首都圏がほとんどでしたが、近年は地方のシェアハウス需要も増えています。
地方の空き家を活用したいと考えているあなたにこそ、シェアハウス投資はおすすめの活用方法です。
シェアハウス投資の基本や最新の動向については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
【初心者向け】シェアハウスの始め方と円滑な運営のポイントを解説
シェアハウスの需要は増えている?今狙うべきターゲットを解説 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス投資のメリット
シェアハウス投資のメリットを解説します。ここでは大まかな解説となっているので、メリット・デメリットの詳細は以下の記事でご覧ください。
シェアハウスのメリット・デメリットは?入居者と経営者別に解説 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス投資のメリットは以下3つです。
- 建築コストを抑えて高い収益性を確保できる
- 空室リスクを分散できる
- 空き家活用で社会問題に貢献できる
空き家の活用として、アパート経営を検討している人もいるでしょう。しかし、各居室に水回り設備が必要なアパートは、工事費用が高額になりがちです。
一方、シェアハウスは水回り設備を各居室に設けず、共用スペースとして必要な数を設置すればOKです。
そのため、一般的なアパートの工事費用よりも水回り設備にかかる費用を節約できます。
また、シェアハウスでは一度に複数の世帯を募集できるため空室のリスク分散もできます。
さらに、空き家を活用することで空き家問題の解決・地域コミュニティの活性化・住宅セーフティネットの役割としても有効的です。
以下の記事ではシェアハウスの儲かる仕組みや利回りについて解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウスが儲かる理由は?高い利回りで運営するポイント4選 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウスの利回りとは?【利回りの基本から高利回りの仕組みまで】 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス投資でできる社会貢献とは?
シェアハウス投資は、経営者に利益をもたらすだけでなく、社会貢献もできる新しい不動産投資です。
そのため、各自治体からリフォーム工事費用などについて補助金を受けられる場合があります。
シェアハウス投資で受けられる補助金については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウス投資で補助金を受給できる?今どきの空き家活用方法 – シェア不動産投資の教科書
空き家問題の解決に貢献
1993年から2013年の20年間で、日本全国の空き家総数は約1.8倍増加しています。
空き家が増えると、治安の悪化や建物の倒壊リスクなど、私たちの生活に悪影響が出てしまいます。
シェアハウス投資は空き家を活用するケースが多いため、空き家増加によって生じるそのような問題解決に貢献できるでしょう。
また、空き家問題の解決と同時に、若者の地方移住促進や地域活性化にも貢献できる可能性があります。
空き家問題、空き家の買い方については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
地方の空き家問題を解決しながら不動産投資で収益を得る方法 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
空き家の買い方について徹底解説|0円での購入も可能って本当? – シェア不動産投資の教科書
手助けが必要な世帯へのセーフティネットとしての役割
住居はどんな人にでも欠かせない場所ですが、残念ながら低所得者や高齢者、外国人など一般的な賃貸物件を気軽に賃貸できない層が存在します。
そのような世帯のために住居を確保する制度として「住宅セーフティネット」という制度があるのはご存知でしょうか。
シェアハウスの特性は賃料が安価・共同生活など、住宅セーフティネット制度との相性が良いため、このような制度を利用してシェアハウスを経営するのも手段の一つです。
住宅セーフティネット制度については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウス投資で補助金を受給できる?今どきの空き家活用方法 – シェア不動産投資の教科書
不動産投資に関する住宅セーフティネット制度とは?補助金や活用事例などを紹介 – シェア不動産投資の教科書
かぼちゃの馬車事件とは?
シェアハウスと聞くと「かぼちゃの馬車事件」「スルガ銀行の不正融資」など、ネガティブなニュースをイメージする人もいるでしょう。
シェアハウス投資を始める前に、このような過去の事件を知っておくことも大切です。
かぼちゃの馬車事件とは、株式会社スマートデイズが運営していた「かぼちゃの馬車」に投資した投資家が、多額の負債を抱えて自己破産に陥った問題です。
過去にニュースで大きく取り上げられていたため、聞いたことがある人がほとんどではないでしょうか。
事件の詳細と被害にあわないための対策については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウス投資で問題になった「かぼちゃの馬車事件」の詳細と対策 – シェア不動産投資の教科書
また、私が過去にコンサルタントとして情報提供させていただいた方の中には、かぼちゃの馬車事件の被害にあった方が再生した事例もあります。
無料オンライン講座では、ローンを組まない方法での情報を公開しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

そもそもシェアハウスとは?
シェアハウスとは、1つの建物に複数人が共同で生活するスタイルです。一般的に、リビングや浴室などの共同スペースと居室に分かれています。
シェアハウスの入居者には、女性、若者、単身の社会人、外国人などの層が多くなっています。
シェアハウスに住む人の平均年齢は?年代別のシェアハウス事情を解説 – シェア不動産投資の教科書
また、シェアハウスは海外で広く普及している居住スタイルですが、日本のシェアハウス入居者は若者や外国人が中心です。
ただし、一般的なアパートに比べて賃料や初期費用が割安、好みに合ったコンセプトの物件を選べると言った、入居者にとってメリットが大きい生活スタイルのため、今後も需要の伸びしろがある分野です。
シェアハウスは種類が豊富!運営前に考えるポイント3選 – シェア不動産投資の教科書
【テレワークOKなシェアハウス】運営のポイントやメリットは? – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
【外国人歓迎】国際交流できるシェアハウスとは?運営の注意点を解説 – シェア不動産投資の教科書
学生向けのシェアハウスはあり?若者向けシェアハウスの特徴 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
シェアハウス・ルームシェア・民泊の違い
シェアハウスと似ている居住方法として、ルームシェアや民泊があります。どれも他人と生活するスタイルのため混同されるケースが多いですが、さまざまな観点から異なります。
シェアハウス・ルームシェア・民泊の違いを以下の表にまとめました。

シェアハウスとは、1つの建物を他人とシェアする生活スタイルで、入居者1人1人が管理会社やオーナーと契約を締結します。
ただし、シェアハウスの賃貸借契約は一般的な賃貸物件と異なり、定期借家契約が用いられるケースが多いです。
ルームシェアとは、主に友人や恋人など知人と1つの部屋をシェアするスタイルで、一般的な契約スタイルは通常の賃貸物件と同じ普通賃貸借契約です。
ただし、契約方法が一般的な賃貸物件と異なり、代表者1名が管理会社と契約を締結する場合と入居者全員が連名で契約を締結する場合があります。
民泊とは、ホテルや旅館の代わりに一般住宅に宿泊する方法です。数ヶ月の契約が一般的なシェアハウスよりも短期での宿泊となります。
また、シェアハウスは不動産賃貸業、民泊は旅館業になるため、賃貸経営する際に関係する行政が異なります。
シェアハウスの管轄は国土交通省、民泊の管轄は保健所や官公庁などです。民泊は住居としてではなく宿泊扱いのため、入居者と契約を締結しない点もシェアハウスと異なります。
以下の記事ではシェアハウスとルームシェアや民泊の違いについて解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウスとルームシェアの違いは?起こりやすいトラブルも解説! – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス運営と民泊運営の違いは何?民泊利用の注意点も解説! – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス開業、運営、売却までの11ステップ
ここからは、シェアハウスの開業から出口戦略(売却)まで11のステップごとに解説します。
STEP1:事業計画を立てる
まず不動産投資の「事業計画」「戦略」を立てましょう。不動産投資の利益には大きく分けて2つのタイプがあります。
- インカムゲイン(家賃収入)
- キャピタルゲイン(売買益)
インカムゲインは主に家賃収入のことで、キャピタルゲインは不動産の売却時に得られる収入で売買益のことです。
ただしシェアハウス投資の場合、キャピタルゲインはおまけとし、家賃収入をメインに事業計画を考えるほうがいいでしょう。
事業計画を作る際のポイントは自分の目的を明確にすることです。どのエリアのどのような物件を取得して、どのくらいの利回りや売却益を目指すのか。
その目標を達成するためには何が必要でどのように行動すればいいかといったシナリオを考えて、事業計画を作成していいきましょう。
自分の目的によって、利回りの高い事業よりも長く維持できる事業を選ぶのか。キャピタルゲイン狙いで利回りや売却益を上げて資産を大きく形成していくのかなどを考える必要があります。
以下の記事ではシェアハウスのオーナーになる方法を解説していますので、ご覧ください。
シェアハウスのオーナーになる3つの方法と空き家活用の注意点 – シェア不動産投資の教科書
STEP2:計画に見合った物件を探す
物件の探し方は主に下記の方法です。
- Webでリサーチをしてみる
- リアルでリサーチしてみる
- 空き家バンク
- 競売物件・任意売却物件を狙う
特に初心者にオススメなのは戸建て住宅。空室リスクを分散することができ、シェアハウスとの相性が抜群です。
以下にその理由と空き家の探し方を解説していますので、ご覧ください。
シェアハウスと一軒家は相性抜群!向いている物件の3つの特徴とは? – シェア不動産投資の教科書
空き家を安く買う方法
空き家を安く買う方法は以下4つになります。
- 知人や親戚に紹介してもらう
- 空き家バンクを活用する
- 不動産業者に相談する
- インターネットで調べる
知人や親戚に空き家所有者がいない場合、空き家バンクを利用する方法がおすすめです。
空き家バンクとは、空き家の物件情報を各自治体の公式サイトで提供する仕組みです。
空き家が社会問題化していることもあり、空き家バンクは営利目的で運営されているものではありません。物件の所有者と直接取引できれば、仲介手数料がかからないこともメリットです。
また、不動産会社を通して物件を購入する場合、不動産会社が地域に精通しているかどうかも重要です。地域に精通している不動産会社は、優良物件情報を入手している場合があるでしょう。
空き家を安く買う方法については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
空き家を安く買う4つの方法とは?購入する際の注意点も解説 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
STEP3:シェアハウス物件を下見する
気になる物件が見つかったらすぐに電話をして資料を取り寄せ、物件の評価を行います。
担保価値を計算し、売値と指値の差額が3割以内であれば値引き交渉が可能。
担保価値の計算方法
土地の評価額は次の計算式で求められます。
・評価額=不動産の路線価(相続税評価額)×土地の平米数
建物の評価額は次の計算式で求められます。
・建物価格=再調達価格×延べ床面積×残存年数÷法定耐用年数
計算方法は詳しくはこちらの記事をご覧ください。
不動産会社に交渉前に必ず現地に見に行くことです。後でリフォーム会社に相談する際に必要になるので、写真や動画を多めに撮っておきましょう。
STEP4:不動産業者へ問い合わせる
下見をしたら遅くても2~3日中に不動産会社か所有者さんに連絡を取り、価格などの条件を相談します。
このとき口約束が通例となっていますので、相手のメールアドレスを聞いて帰り覚え書きがわりにメールを送って約束した内容を残しておくといいでしょう。
私の講座ではICレコーダーかスマートフォンで録音しておくようにオススメしています。
特に都心部以外では覚え書きや同意書といった書類を交わすことを嫌がる傾向があり、書類がないほうが話がすまく進むようです。
STEP5:市役所へ建築確認に行く
物件が決まったら、シェアハウスの開業に向けて市役所へ建築確認に行きます。
建築確認とは、家を建てる際に図面などの資料を提出し、自治体に建築の許可を得ることです。着工前・完成後の2回行われ、その都度、建物が建築基準法に適合しているかチェックを受けます。
建築確認が通らないと建物を建築できないため、建築確認はシェアハウス投資を始める際に大切な工程の一つです。
また、建築基準法では「一戸建ての住宅」「寄宿舎」など建物の用途ごとに分類されており、用途によって基準や制限が異なります。
シェアハウスは建築基準法で「寄宿舎」に該当します。シェアハウスとして利用する建物が「一戸建ての住宅」として建築確認されている場合、シェアハウスの用途である寄宿舎の要件を満たしていない場合がある点に注意が必要です。
一般的な住宅をシェアハウスとして利用する際は用途変更が必要なケースがあるため、各自治体の担当窓口へ確認してみてくださいね。
シェアハウスの用途変更とは?
用途変更とは、建築確認の際に登録された建物の用途を変更することです。
シェアハウスは建築基準法で「寄宿舎」に該当しますが、寄宿舎は不特定多数が利用する特性があるため、一般的な住宅よりも基準が厳しくなっています。
一般的な住宅をシェアハウスとして活用する場合、寄宿舎の要件を満たすために工事が必要です。
用途変更が必要になるのは、床面積200㎡を超える建物です。
ただし、用途変更が不要でも、シェアハウスとして利用する場合は寄宿舎の要件を満たす必要があるため、消火器や火災報知器の設置などの改修工事が必要になります。
用途変更の詳細は以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウスの用途変更とは?必要な改修工事内容も解説 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス運営に特別な許可は不要!ただし物件の条件に注意 – シェア不動産投資の教科書
STEP6:銀行に融資の打診をする
不動産投資では、多くの人が銀行から融資を受けて物件を購入します。
融資を受ける人が多い主な理由は、融資を受けることでレバレッジ効果を得られるためです。
レバレッジ効果とはてこの原理を意味します。不動産投資におけるレバレッジ効果とは、融資と少ない自己資金で物件を購入し、より大きな利益を得られることです。
シェアハウス投資のために自己資金を多く投入することに不安がある場合、融資を受けることも選択肢の一つです。
ここでは、シェアハウス投資のローン事情と融資を受けるためのポイントを解説します。
シェアハウス投資のローン事情
2018年の「かぼちゃの馬車事件」「スルガ銀行の不正融資問題」を皮切りに、各金融機関の審査は厳格化しています。
シェアハウス投資で融資を受けたい場合、金融機関の意向を把握しておくと融資を受けやすくなるでしょう。
ちなみに、シェアハウス投資を目的にローンを借り入れる場合、不動産投資ローンを利用します。シェアハウス投資を目的に住宅ローンを組むことはできないため、注意してくださいね。
住宅ローンを利用できない理由は、不動産投資用のローンは住宅ローンよりも金利が高く設定されていて、審査の基準も異なるためです。
以下の記事ではシェアハウスと住宅ローンの違いを解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウス投資で住宅ローンは利用できる?不動産投資のローンについて – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
シェアハウスで融資を受ける際のポイント
シェアハウス投資で融資を受ける際のポイントは以下3つです。
- 自己資金に余裕を持つ
- 投資物件の収益性や担保価値を考慮する
- 賃貸経営に関する知識を得る
融資をする金融機関からすると、契約者がきちんと完済してくれるかどうかがポイントとなります。
融資審査が厳格化している中で融資を受けるためには、自己資金に余裕を持つ、借入額に適した価値の物件を担保にするなど、金融機関からの評価を高くすることがポイントです。
また、不動産投資は不動産賃貸業という事業です。金融機関は、不動産投資ではなくあなたがこれから行う「事業」に融資をします。
資産背景や物件の担保価値だけでなく、シェアハウスの経営者として知識はあるかどうかもポイントになります。
最近の融資事情や融資を受ける際のポイントについては以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
最近の融資事情は?シェアハウス投資で融資を受けるためのポイント3選 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
STEP7:物件を購入する、必要な初期費用・維持費の内訳は?
シェアハウス投資で高い利回りを実現するためには、物件を安く購入することがポイントです。ここでは初期費用、維持費を解説します。
シェアハウス投資にかかる初期費用
シェアハウス投資にかかる初期費用は以下3種類です。
- 物件購入費用、諸費用
- リフォーム、リノベーション工事費用
- 設備、備品の購入費用
シェアハウス投資で物件を購入する場合、物件の購入費用とそれに付随する仲介手数料や登録免許税などの諸費用がかかります。
シェアハウスは建築基準法で寄宿舎に分類されるため、もともとシェアハウスでない物件をシェアハウスとして利用する場合、用途変更を伴う工事が必要なケースがあります。
用途変更を伴わない場合でも、寄宿舎の基準に合わせるために工事が必要な場合があるでしょう。リフォーム工事する際は、必ず自治体の担当窓口や専門家へ確認してくださいね。
また、シェアハウスの家具・家電は基本的にオーナーが用意します。
初期費用やリフォーム内容の詳細は以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
【空き家所有者向け】シェアハウスに必要なリフォーム内容と費用相場とは? – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
シェアハウス投資にかかる初期費用・維持費とは?目安を解説 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス投資に必要な予算と初期費用を抑えるポイント – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
ちなみに、私の無料オンライン講座では、物件を購入しない「転貸」での投資方法の情報を公開しています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
シェアハウス投資にかかる維持費
シェアハウス投資で失敗しないためには、維持費について確認しておくことも大切です。
シェアハウスにかかる維持費は以下の通りです。
- 管理委託費
- 修繕費
- 水道光熱費、通信費
- 固定資産税、都市計画税
- 所得税、住民税
- その他:家具、家電の交換など
ただし、シェアハウスにかかる維持費は物件の状態やコンセプト、運営方法によって異なります。
維持費によって利回りも大きく異なるので、購入前に計算しておくことをおすすめします。
シェアハウス投資にかかる維持費の詳細は以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウス投資にかかる初期費用・維持費とは?目安を解説 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウス運営にかかるランニングコストとは?節約のコツも解説 – シェア不動産投資の教科書
STEP8:入居者の募集、空室対策のポイント
シェアハウス投資で安定して利益を得るためには、募集と空室対策を適切に行うことも大切です。
シェアハウス投資では管理会社に運営を委託するケースが多く、オーナーが直接対応することは少ないでしょう。
しかし、どのような対策があるのか知っておくと、万が一空室が続いて家賃収入を得られなかった場合に解決の糸口が見つかりやすくなります。
シェアハウスの具体的な空室対策として以下の方法があります。
- 広告に力を入れる
- 立地選定は慎重に行う
- フリーレント制度
- 管理会社選びを慎重に行う
シェアハウスでは、ポータルサイトや管理会社の公式サイト等で入居者を募集するケースが一般的です。
入居者が知りたい情報を広告にしっかりと記載して写真を多く掲載しておくと、入居検討者の興味を引きやすくなります。
その他、フリーレント制度など入居者の負担を減らす方法もおすすめです。
空室対策や管理会社の選び方については以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウスの空室対策【フリーレント】とは?設定時の注意点も解説 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)
【シェアハウス経営者向け】入居者の募集方法と満室経営のポイント – シェア不動産投資の教科書
シェアハウスって楽しい?入居者が楽しめる運営のポイント4選 – シェア不動産投資の教科書
シェアハウスの平均家賃はいくら?なぜ安いの?【オーナー目線で解説】 – シェア不動産投資の教科書
STEP9:契約
シェアハウスの入居者が決まったら、入居者と賃貸借契約を締結します。管理会社に管理を委託する場合、契約手続きを管理会社に任せることも可能です。
シェアハウスの契約締結で注意するべき点は、シェアハウスでは普通賃貸借契約ではなく定期借家契約が一般的なことです。
定期借家契約は契約期間が決まっているため、収益の見通しを立てやすいなどのメリットがありますが、一般的な賃貸借契約とルールが異なります。
普通賃貸借契約と定期借家契約の大きな違いは、更新の有無です。普通賃貸借契約では基本的に自動更新となりますが、定期借家契約は契約時に定められた契約期間満了で契約が終了します。
入居者の中には定期借家契約の仕組みを理解していない人もいるので、トラブル防止のために入居者にも理解してもらうことが大切です。
以下の記事では定期借家契約と普通賃貸借契約の違いについて詳しく解説しているので、興味がある人はご覧ください。
【シェアハウス経営者向け】定期借家契約と締結時の注意点とは? – シェア不動産投資の教科書
STEP10:管理・ルール決め
シェアハウスは入居者同士の距離が近いため、人間関係でのトラブルが生じる場合があります。トラブル防止のために、以下の対策を取りましょう。
- 入居者同士ののトラブル防止のためにルールを設ける
- セキュリティ対策をする
- 入居前に必ず面談する
- 入居者のプライベート空間を確保する
- 賃貸借契約書にトラブルに関する事項を記載する
夜〇時以降の調理禁止、リビングに私物を置きっぱなしにしないなど、トラブル防止のために日常生活に対するルール決めをしておくと、シェアハウス内の秩序が保たれます。
シェアハウスには向き不向きがあり、既存入居者との相性も重要です。入居前に面談をすることで、人柄を確認しましょう。
また、プライベート空間がないと入居者のストレスが溜まり、トラブルが生じやすくなる場合もあります。相部屋でもパーティションやカーテンを設置するなど、プライベート空間を確保することをおすすめします。
以下の記事ではトラブル事例やルール設定などについて解説しているので、興味がある人はご覧ください。
シェアハウスで入居者が感じやすいストレスの事例集と解決策 – シェア不動産投資の教科書
トラブル防止に役立つ!【シェアハウスに必要なルールまとめ】 – シェア不動産投資の教科書
STEP11:売却する【シェアハウス投資の出口戦略】
シェアハウス投資を始める前に、出口戦略について考えておくことも選択肢の一つです。
シェアハウスを売却する方法は主に2つです。
- 空き家として売却する方法
- オーナーチェンジ物件として売却する方法
空き家として売却する方法は、入居者を退去させてから空き家の戸建てとして売却する方法、オーナーチェンジ物件として売却する方法は、入居者はそのままで新しいオーナーに売却する方法です。
売却時の注意点やコツについては以下の記事で解説しているので、興味がある人はご覧ください。の
【3つのケース別】シェアハウスの売却方法と売却時の注意点 – シェア不動産投資の教科書
まとめ
この記事では、シェアハウス投資に関する大切な情報を凝縮させて解説しました。各見出には関連記事のリンクを記載しているので、詳細を知りたい人はそちらをご覧ください。
シェアハウス投資は、知識を得た上で正しく行えば安定して収益を得られる投資方法です。
私の無料オンライン講座では、物件を購入せずに、転貸で安定して利益を出す方法を紹介しているので、自己資金に不安を抱えている人や不動産投資初心者にもおすすめです。
あなたもシェアハウス投資家としての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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