シェアハウス

シェアハウス投資に必要な予算と初期費用を抑えるポイント

社会貢献型空き家オーナー倶楽部を運営している仲尾正人です。

シェアハウス投資をはじめる際の予算の目安は、物件の購入費用+200万円~です。ただし、リフォームの工事内容や用意する備品によって大きく異なるので、あくまでも目安になります。

今回は、シェアハウス投資をはじめるために必要な予算の内訳と、初期費用を抑えるポイントについて解説します。

シェアハウス投資の予算1:物件の購入費用

シェアハウス投資をはじめる際、最初に考える予算は物件の購入費用です。

当然ですが、物件の購入費用は以下のように条件によって大きく異なります。

  • 物件の種類(戸建て、マンションの一室、アパートなど)
  • 新築か中古か
  • 築年数
  • 物件の立地(都市部または地方、駅からの距離など)

収益物件の情報はポータルサイトに掲載されているため、相場を確認して予算に合った物件を探してみましょう。

シェアハウス投資の予算2:リフォーム・リノベーション費用

シェアハウスとして使用する物件によっては、リフォームやリノベーションが必要です。

リフォーム費用は工事内容によってさまざまですが、目安は200万円~300万円です。

リフォームで必要な工事の例

  • 各居室のリフォーム

例:テレビの配線、コンセントの設置、鍵を取り付ける

  • 和室を洋室化する
  • 個室の数を増やす
  • 玄関の鍵をダイヤル式に変更する
  • 各部屋にエアコンを設置する
  • 水回り設備のメンテナンス

リノベーションをかける場合、費用の相場は1坪20万円程度となっています。シェアハウスの広さによって大きく変わるので、予算に合わせて検討しましょう。

また、リフォームやリノベーション費用は、シェアハウスとして使用する物件の用途やコンセプトによっても異なります。

シェアハウスとして使用する物件の用途

もともとシェアハウスとして使用されていた中古戸建てなど、すでにシェアハウスとして使用されていた物件の場合、簡易的なクリーニングやメンテナンス費用のみで済むでしょう。

しかし、一般的な住宅をシェアハウスとして使用するなど、シェアハウスとして使用されていなかった物件の場合、用途変更を伴う改修工事が必要になるケースがあります。

シェアハウスは建築基準法上で「寄宿舎」という扱いになります。寄宿舎は一般的な住宅よりも厳しい基準が設定されているため、その基準を満たすための工事が必要です。

用途変更の手続きが必要な物件の条件は、以下の記事で解説しているので興味がある人はご覧ください。

シェアハウスのコンセプト

シェアハウスのコンセプトによっても、必要な設備やリフォーム内容が異なります。

以下は、コンセプトと必要な設備の一例です。

  • 楽器演奏ができるシェアハウス:防音室
  • 交流型のシェアハウス:BBQスペース、多目的ホール
  • テレワークスペースのあるシェアハウス:静かに作業できる部屋、パソコン作業用のテーブル、椅子

シェアハウス投資の予算3:設備・備品の費用

シェアハウスでは、生活に必要な設備や備品を完備しているケースが一般的です。設備や備品の費用の目安は、50万円~100万円となっています。

シェアハウスに必要な備品一覧

各居室に必要な備品の例

  • 照明器具
  • 寝具
  • クローゼット
  • カーテン
  • 机、椅子

共用スペースに必要な備品の例

  • 大型家電(電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫など)
  • 炊飯器
  • 下駄箱
  • 食器、食器棚
  • ソファ
  • テレビ

必要に応じて、100均や量販店、リサイクルショップなどで購入すると費用を抑えられるでしょう。

シェアハウスの初期投資を抑えるべき理由

シェアハウス投資をはじめる際、初期投資はできるだけ抑えることをおすすめします。

理由は、初期投資を抑えられるほど、高い利回りを実現できる可能性が高くなるためです。

この記事を読んでいるあなたも、シェアハウスは高利回りで経営できるという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

シェアハウスに高利回りの物件が多い理由の一つは、築古の空き家など、低価格の物件を活用できるためです。

しかし、せっかく低価格の物件を購入しても、リフォームやリノベーションにこだわって初期投資にお金をかけすぎては、低価格の物件を購入した意味がなくなります。

高い利回りを目指したい場合、できるだけ初期投資を抑えることをおすすめします。

不動産投資の利回りについては以下の記事で詳しく解説しているので、「利回りって何?」と感じた人はこちらをご確認ください。

不動産投資における利回りとは?利回りの種類と適正な利回りの目安を紹介 – シェア不動産投資の教科書 (share-estate.jp)

シェアハウス投資の初期費用を抑えるポイント

シェアハウスを経営する人の中には、50%などの高利回りを実現する人もいます。先述の通り、そのような高利回りの物件を運営するためには、初期費用を抑えることがポイントです。

ここでは、初期費用を抑えるポイントを解説していきます。

空き家を活用する

空き家を活用することは、シェアハウスを高い利回りで経営する近道です。シェアハウスは近年急速に人気が出ており、都市部だけでなく地方でも需要が増えつつあります。

物価の高い都市部ではなく、地方の空き家を活用すると、より高い利回りでのシェアハウス投資を実現できる可能性があるでしょう。

元の間取りを生かす

元の間取りを最大限に生かして、リフォーム費用を抑えることも選択肢の一つです。

例えば、5LDKなら5つの部屋をそのまま居室にするなど、大きな間取り変更をせずに使用します。元の間取りを生かせば、リフォーム費用を抑えられるだけでなく、すぐに入居者を募集できるメリットもあります。

賃料の安さだけを売りにするのはNG

前章では、初期費用を抑えることが高利回りでシェアハウスを経営するポイントだと解説しましたが、入居率を上げる工夫をすることも大切です。

シェアハウスの入居率を上げるために、安さだけを売りにすると、競合と差別化できずに失敗する可能性があるでしょう。

シェアハウスで生活する人の中には、家賃が安くてもおしゃれに暮らしたいと考える人が多くなっています。

以前話題になったかぼちゃの馬車は、共用スペースの面積を最小化し、居室の面積を大きくするつくりでした。こうすることで、賃料が安くても、より多くの入居者を募集でき、家賃収入が増える仕組みです。

しかし、共用スペースがない物件は、本来のシェアハウスとしての良さを生かせずに入居率が下がる原因の一つになる可能性もあります。

賃料の安さだけを売りにせず、地域のニーズに合った、競合にはないコンセプトを持つことが大切です。

まとめ

シェアハウス投資に必要な予算は、物件の購入費用、リフォーム・リノベーション費用、各備品の費用の3つです。必要な費用は、コンセプトや物件の規模などによって大きく異なるので、予算に合わせて検討してみてくださいね。

今回は、シェアハウス投資をはじめる際のざっくりとした予算を解説しましたが、以下の記事では各リフォームの費用を解説しています。興味がある人は、こちらもご覧ください。

【空き家所有者向け】シェアハウスに必要なリフォーム内容と費用相場とは? – シェア不動産投資の教科書

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