シェアハウス

学生向けのシェアハウスはあり?若者向けシェアハウスの特徴

シェアハウスの近くに大学のキャンパスや専門学校がある場合、学生をターゲットに入居者を募集することも選択肢の一つです。ただし、シェアハウス投資で学生のみをターゲットにすることはおすすめできません。

学生がシェアハウスを利用する割合は意外と少なく、ターゲットを「学生」だけに絞るとシェアハウス運営に失敗してしまう可能性があります。

ただし、シェアハウスを利用する人の多くは20代~30代の若者です。若者の賃貸需要がある場合、若者をターゲットにしたシェアハウス経営がおすすめです。

今回は、20代~30代の若者をターゲットにしたシェアハウスの特徴や運営のポイントを解説します。

学生向けシェアハウスは失敗する?

冒頭でも解説したように、学生がシェアハウスを利用する割合は意外と少数派です。

国土交通省の調査ではシェアハウス利用者のうち、学生は全体の28.3%というデータがあります。(参考元:国土交通省 シェアハウスに関する市場動向調査結果について

シェアハウスの利用者は多くが社会人のため、学生のみをターゲットにしたシェアハウスは失敗する可能性があります。

学生は1人暮らしが始めてという人が多いため、1人暮らしを楽しみたい人や、家族以外の他人と一緒に暮らすことに不安を感じる人もいるでしょう。

ターゲットを学生に絞らず、20代~30代の若者をターゲットにすることをおすすめします。

若者がシェアハウスを選ぶメリット

シェアハウスは住居費を節約したい学生だけでなく、所得が低い働く若者にとってもメリットが大きくなっています。

以下のメリットをアピールしたシェアハウスは、若者に人気です。

  • 初期費用が安い:敷金、礼金、仲介手数料が不要のケースが一般的です。
  • 家賃が安い:都内でも個室は5万円、相部屋なら3万円台でも生活できます。
  • 新しい出会いが多い:海外からの留学生、起業家など普段の生活では出会わない同世代に刺激をもらえます。
  • 家具、家電が備え付け:手軽に引っ越しができて、出費も抑えることが可能です。

上記のようなメリットに加えて、テレビで話題となった「テラスハウス」に憧れる若者もいるでしょう。おしゃれな内装や、1人暮らしの賃貸アパートでは購入できない家具などもシェアハウスの魅力です。

以下の記事では、シェアハウスの平均家賃について詳しく解説しているので、興味がある人はご覧ください。

シェアハウスの平均家賃はいくら?なぜ安いの?【オーナー目線で解説】 – シェア不動産投資の教科書

学生など若者向けシェアハウスの特徴

若者向けのシェアハウスには、以下の特徴があります。

  • 賃料が低く設定されている
  • 交流会やイベントが多い
  • グローバルな環境が整っている
  • Wi-Fi完備

若者向けシェアハウスの場合、賃料を低めに設定すると入居者が集まりやすいでしょう。

また、交流会やイベントが積極的に行われるシェアハウスが多くなっています。特に留学やワーホリで来日した外国人を積極的に募集している物件は、イベントを通して国際交流できるグローバルな環境が人気です。

そのような物件は、学生が英語や異文化を学ぶためにシェアハウスに入居するケースもあり、経験によっては就活でのアピールにつながるなどメリットが多くなっています。

若者向けのシェアハウス運営のポイント

若者向けのシェアハウス運営のポイントは、魅力的な設備、ルール設定、SNSの活用です。

魅力的な設備で差別化

多目的室やBBQ、屋上の活用など、競合物件にはない魅力的な設備を導入すると差別化につながります。

若者向けシェアハウスにあると便利な設備として、レンタル制のオフィス用品(拡張モニター、オフィスチェアなど)やスタディルームなどがあります。

コロナ禍でオンライン授業や、テレワークのテレビ会議などが普及しました。長時間のパソコン作業に慣れていない場合、なかなか集中できない人もいるでしょう。

長時間快適に作業できるオフィス用品のレンタルや、静かに過ごせるスタディルームがあると入居者の満足度向上につながります。

ルールの設定は慎重に行う

20代の若者同士での入居の場合、些細なことでトラブルに発展する恐れがあります。特に、社会人経験がない学生と社会人との間で常識のギャップが生じる可能性があるでしょう。

基本的な生活ルールは、しっかりと設けておくことが大切です。

ただし、細かすぎるルール設定は、入居者にストレスがかかる場合があるので、ルール設定は慎重に行いましょう。

シェアハウスで必要なルールは以下の記事にまとめているので、興味がある人はご覧ください。

トラブル防止に役立つ!【シェアハウスに必要なルールまとめ】 – シェア不動産投資の教科書

SNSを積極的に活用する

若者の場合、オンラインでの情報収集やコミュニケーションが一般的です。

ポータルサイトでの入居者募集はもちろん、Facebookやインスタグラム、TwitterなどのSNSで日常を積極的に発信すると物件のアピールにつながります。

また、入居者への事務連絡等も、LINEやメッセンジャーなどオンラインでのやり取りを中心に行いましょう。

若者向けのシェアハウスは未成年との契約に注意

収入のない学生や未成年との賃貸借契約は、保護者の同意や連帯保証人が必要なケースが一般的です。

例えば、3月に高校を卒業したばかりの大学1年生や専門学生が、親元を離れて1人暮らしするケースがあるでしょう。未成年が保護者の同意を得ずに賃貸借契約を締結した場合、保護者が契約を取り消すことができます。

後のトラブル防止のために、未成年との契約では親権同意書を取得しておきましょう。

また、20歳を超えていても、収入のない学生の場合、保護者に連帯保証人になってもらう、保護者に契約者になってもらうなど、契約形態に注意が必要です。

まとめ

シェアハウス投資をはじめる際、若者をターゲットにすることも選択肢の一つです。シェアハウスは20代~30代の若者に人気がある居住スタイルのため、立地が良ければ人気物件となる可能性もあるでしょう。

ただし、未成年や学生との契約では保護者の同意を得ずに契約すると、後にトラブルが起こる場合があるため、十分に注意が必要です。

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