編集部の野々村です。
新築のマンションや戸建てを見ていると、以前より太陽光パネルが設置されている物件が多いなという印象です。
先日、新築戸建て住宅に対して太陽光パネルの設置が義務化されるというニュースがありました。
都内限定ですが、2025年から施行される予定です。
太陽光が義務化される背景として、温暖化対策による再生エネルギーを普及させる目的があり、さらに、世界情勢の変化、ガソリンや電気料の高騰の影響も追い風になっているようです。
気になる費用は?
太陽光パネルを住宅に設置する際、日常の電気代はもちろんですが、設置費用がどのくらいか気になりますよね。
費用は設置する機材の種類や設置面積で値段が変わります。
例えば、1kwあたり平均28万円となり、一般的な住居の容量は3〜5kwで約80万〜140万前後が相場と言われています。(3kw設置する屋根広さは、1面積30㎡と仮定します)
10数年前に比べて、初期費用が40〜50%近く値下がりしているとはいえ、本当に設置するべきか迷いますよね。
太陽光パネルのメリットとデメリット
太陽光パネルのメリットとしては、光熱費を抑えることができ、余った電気は売ることもできます。
また電力をためておくことが出来るので、台風や地震などの災害が多い日本ではいざというときに助かります。
一方デメリットは、地域や天候によっては発電量に差が出てしまいます。
年中晴れであればいいですが、曇りや雨が続くと使い物になりません、、
また定期的なメンテナスも必要になり不具合があると、場合によっては数万〜数十万とコストがかさみます。
20年ほど前の話ですが私の知り合いの家でも、太陽光パネルを設置している人がいました。
でも、10年以内に壊れたようで直す費用が高く、結局そのままだそうです、、
今は耐久性が上がり設置費用が安くなっているとはいえ、元はとれるかが重要ですよね。
エコでんちの調べによると、設置から10年前後で回収できるとのことですが、それは故障することなく安定した太陽光で発電できる場合です。
先ほどの知り合いのように、メンテナンス費用や修理の値段を含めると慎重になった方がいいと思います。
太陽光パネルの設置について、トータルでみてプラスになるのかしっかり考えなければいけません。
不動産投資でも重要なこと
不動産投資でも、最終的にいくらで売却できるかを考えることは重要です。
購入した物件について売却益が出るかどうかを事前に理解して、利益や損失がどのくらいか?
最終的にその投資が良かったのか悪かったのか?という事を知らなければいけません。
運営中にいくら利益が出ていても、売却が上手くいかなければ本末転倒であり、売却が投資に与える影響は大きいです。
そして、物件をいかに高く、適切なタイミングで売るかが大切です。
なので、物件を購入する前に「いくらで売却できそうか」をしっかりシュミレーションして物件を購入しなければなりません。
購入しようとしている物件があるとして、同じような条件の物件は相場から見てどうなのか?
適正な事業計画をたて、相場に適した価格で購入することができれば、成功の確率は高くなります。
不動産投資でも楽して物件を購入して後から後悔するのか、手間をかけて調査して成功する不動産投資家になるのか、
購入時から売却するときのことを考えて不動産投資をしてみてくださいね。