編集部の野々村です。
最近、ニュース番組で空き家について報道されていました。
適切に管理されずに建物が放置されている空き家は、社会問題になっています。
あなたの地域にも空き家はありませんか?
もしあるとしたら他人事ではなく、空き家を放置することで、家屋の崩壊、悪臭、害虫の繁殖、不審者による犯罪の危険、不法投棄など、生活環境に様々な悪影響があります。
2022年現在では、820戸7戸に1戸は空き家であり、このまま行くと2028年には1,700戸に増え、4戸に1戸が空き家という推測もあります。
先日、山投資で注目されている永野さんが、全国の空き家に目を向け投資しているという記事がありました。
今は東京と長野県の2拠点で生活し、地方にある家は別荘、または貸し出しているそうです。
空き家のイメージは冒頭であげたように、客観的に見たら手のつけようのないお荷物とされていますよね。
でも、永野さんのように4,000万円の物件を120万円で購入することもできます。
もちろん全ての空き家ではなく、地域によっては安い物件であり売却益が少ないこともあります。
しかし、それが2つ3つと増えたらどうでしょうか?
最初は少ない金額でも売却して次の物件を購入するなど、購入と売却を繰り返すことで資産を積み上げることができます。
また、誰も手を出さない物件だからこそチャンスがあります。
投資家の永野さんのように、普段は自分の別荘として使うのもいいですし、いない時は人に貸し出すこともできるわけです。
例えば、観光地のような場所であれば民泊として活用してもいいですよね。
今年の10月からインバウンドが解禁され、外国人観光客の需要も今後増えることが予測されます。
ホテルや旅館はちょっと高い、もう少し安いところに泊まりたい、日本らしい古民家に泊まってみたい、などの需要に応えることで1つの差別化になります。
今後、不動産投資をしていくなかで、他とは違う差別化があってもいいのではないでしょうか。
とはいえ、貸し出すにしてもある程度の見栄えだったり、家具の設置も必要になるでしょう。
初期投資が厳しい場合は小規模事業者補助金、事業再構築補助金など、リフォームに使えそうな補助金を活用すれば、手持ち金が少なくても修繕することができます。
住んでいない時期にそのままにしておくなら、どうせなら永野さんのように収入を得る仕組みを作りたいですよね。
そして、購入時より高く売却できる物件であれば、タイミングを見て売却し次の物件を購入することもできます。
最初は少ない金額でも、購入する物件を少しずつ大きくするなどして不動産投資を検討してみてくださいね。