編集部の野々村です。
12月も早いもので1週間経ちました。
街には彩るイルミネーションが増えましたね。
テレビでも都心部のオススメな場所を紹介していました。
混み具合を見ながらどこか観にいこうと思います。
さて、都心といえば、いま海外の富裕層が3億、5億、10億円もするマンションを現金一括買いしているニュースがありました。
もしサラリーマンの方で3億円の5%、約1,500万円の収入がプラスであるとしたら、、
羨ましい限りです。
一時期は1ドル160円まで円安となりましたが、そのときに比べ現在は1ドル135円前後になっているとはいえ、円安により日本の不動産は海外投資家からすると買いやすい状況です。
その背景としては、例えばアメリカでは住宅ローンが7%超えであり、確かにアメリカで不動産を買うより、円安の状況が続く日本で買った方が得ですよね。
そこで、個人でアパートやマンションを所有している人は、海外の人に多少高い金額でも売れるのでは?と思われるかもしれません。
でも実際は海外の人に売った経験があったり、海外の投資家さんと繋がりでも無い限り現実的には難しいですよね。
なぜかというと、現金一括買いをしてくれる投資家であれば問題ありません。
ですが、外国の方でローンを組むケースは、基本的には日本国籍の所有者や永住権がある人が対象になります。
金融機関も返済してくれないリスクを考えると融資を渋ります。
また日本語が話せなければ、通訳を用意する必要があるなどコストが高くなってしまうでしょう。
海外の富裕層みたいに何億円も出せる人はいいですが、個人で不動産投資を行う際には高額な資金を用意することが難しく、安く物件を購入して売却益がいくらになるのか、という出口を考え、小さい金額でも長期的にみてコツコツと不動産投資をする方が安定するかと思います。
最初に購入した物件はすべての条件が完璧でないことが多く、2軒目以降を探して何度も資産の入れ替えをすることもいいですよね。
そのことで金融機関も不動産投資の実績があると安心してお金を貸してくれます。
なので、円高、円安の影響に関わらず、いかに資産を増やすかが重要ではないでしょうか。
どんなに市況が変わっても誰かが損をしていれば誰かが儲かっています。
市況が悪いときこそ、インフレに強い不動産で資産形成をしたいところです。
今後の情勢にもよりますが、資産を守るもしくは増やすための対策をしていきたいですね。