編集部の野々村です。
前回、サッカー選手の川島選手がベルギーでの不動産投資をしているということをお伝えしました。
ベルギービールやワッフル、ムール貝のワイン蒸しなど、美食の国として知られベルギーに一度は行ってみたいと思います。
さて、ベルギーは西ヨーロッパに位置する国で、建物でいうとルネサンス建築が有名ですが、同じヨーロッパであるイタリアでお城が買えることをご存知でしょうか?
不動産といえば戸建てやマンションのイメージが強いですが、実は海外ではお城を紹介してくれる不動産会社もあります。
女性であればシンデレラ、男性であれば王様のような気分になりロマン溢れる生活ですよね。
お城といえば古いイメージがありませんか?
日本の不動産では新築の方が価値が高い傾向ですが、イギリスの方では古い方が評価されます。
その背景として、日本は古くなったものは修理するより、壊して建て直したり買い換えるという文化があります。
一方イギリスは、自分たちで修理を重ね何世代にもわたり住み続けるという文化の違いにあります。
このイギリスのお城ですが、どのくらいの価格があるでしょうか?
調べてみると、比較的価格が低い物件では1.400.000€で日本にすると約2億2000万円で購入できます。
これを高いとみるか安いと感じるかは分かれると思います。
ですが、都内に住む芸能人や高所得者の人が何億円という豪邸を建てるという話を聞いたことがあり、日本人でも意外と買える人がいるかもしれないと個人的に思います。
もし、お城に住むとしたらどのようなメリットがあるでしょうか?
なんといってもロマンがある!だけでなく、利益に繋げる方法があります。
例えば、お城に住むことで観光目的に見学にくる方に対して、見学料や一部の部屋を貸して、宿泊料をもらうといった方法です。
一方、デメリットは購入費が高いこと以外に、長い間住んでいなかった場合、外観や中身をリフォームする必要があり修繕費にお金がかかるケースがあるということです。
その他、お城の維持費や庭がついていれば手入れも大変ですよね。
これまでイギリスの不動産についてお伝えしてきましたが、実はヨーロッパの不動産会社は日本の不動産に約1,500億円投資すると屋内への関心が高まっています。
これは日本にはどのような影響があるでしょうか?
円安の影響もあり海外の投資家から日本の不動産は人気があります。
不動産業界にとって日本の不動産の価値が高く、不動産業界からすると買いたい人がいれば売れば利益になります。
ビジネスだけで見ると、海外の投資家に物件を売ることは1つの方法です。
ですが、自分の住んでいる地域に外国人が多くなり独占される…
なんて未来もあり得なくはないですよね。
以前、歌手の長渕剛さんが「土地を外国人に売らないで」と海外投資家による爆買いについて情報を発信していました。
不動産業界だけでみると儲かる話でも、一部の人にとってはよく思わないこともあります。
賛否両論ありますが、このような市況においてあなたはどのように思いますか?
難しい問題ですが、今後の不動産業界の動向を見つつ、より多くの人がwin-winになるような不動産投資をしていきたいですね。