あなたは朝食を欠かさず食べていますか?
「朝はギリギリまで寝ていたい」
「忙しくて食べる時間がない」
「ダイエット中だから食べない」
など、さまざまな理由から朝食を抜いてしまう人がいます。
反対に、“朝食を抜いた方が健康にいい”と賛否両論ありますよね。
朝食を食べる方で、パン派の方もいますよね。
そしてパンの場合は、ジャムを使う方も多いと思います。
このジャムですが、ジャムの法則というのをご存知でしょうか?
心理学におけるジャムの法則とは、コロンビア大学のシーナ教授によって提唱された法則で、選択肢が多すぎると選ぶことに困難を感じてしまう心理作用のことです。
例えば、あなたが朝食を食べるときメニューが20〜30種類もあると、「どれを食べようか…」と選ぶのが楽しい反面、選ぶのに疲れてしまう人もいるかもしれません。
逆に、メニューが5種類なら食べたいものを選びやすいですよね。
ジャムの法則の実験では、6種類のジャムと24種類のジャムを用意して、スーパーで試食販売を実施し、どちらが売れるかを検証しました。
結果はというと、24種類のジャムを用意した方が人は多く集まり、試食した人の3%が購入。
一方、6種類の試食では試食した人の30%が購入する結果となりました。
つまり、試食のジャムを6種類に絞った結果、購入率は10倍変わったということです。
ジャムの実験から言えることは選択肢を増やしても、選びづらくなる可能性があり、選択肢が多いことで考えることにストレスを感じ、選択をやめてしまいます。
「24種のジャムの中から良いものを選べと言われても…」と頭を抱えてしまいますよね。
そして、考えることに疲れたから買うのをやめようとするわけです。
このように選択肢が多すぎる場合、“選択をやめる”人が多い傾向にあります。
時には慎重になることも必要ですが、情報量が多ければ選択できないもしくは、やめてしまうのは、不動産投資でも同じことが言えます。
不動産投資を始めることができない理由として、
「もっといい物件があるはず」
「もっと勉強してから始めよう」
などがあります。
確かに本で学ぶこともできれば、インターネットで上手くいった話や騙された話などたくさん調べられます。
それを見ることで、学ぶべきこと、知っておくべきこと知らないと損するかもしれない…と思ってしまう気持ちもわかります。
ですが、先ほどの実験のようにたくさんの選択肢や情報量が多いと、最終的に決断できるわけではありません。
時間をかけて様々な知識を持っていても、利益が出る物件に投資できるとは限らないというわけです。
なので、“買ったときよりも高く売れる物件”に投資するための情報を、最優先で知る必要があります。
その場合、例えば税金についての勉強は必要でしょうか?
もちろんゼロではありませんが、まずは収入を得てそこから初めて税金の話になります。
収入を得る前に、税金のことを学んでもあまり実感がないと思うんですよね。
そもそも税金は複雑です。
不動産取得税、登録免許税、固定資産税など…
10種類以上あります。
これらを全て覚えるのは大変ですし、毎年法律や税率が変わったりするため、専門家に委託した方が確実であり効率的です。
これはあくまでも税金の例をあげましたが、もしあなたが一生懸命に勉強していることや不安に思っていることは、実はそれほど大きな問題ではなく、ほとんど関係しない小さなことかもしれません。
とはいえ、物件を見つけたら一人では判断に迷うこともあるでしょう。
そんなとき、不動産投資のプロに相談できる環境を作ることがオススメです。