不動産投資

ニンニクが不動産の頭金になる?!

まだまだ暑い日が続きますね。

体調は崩されてないですか?

夏バテ予防や疲労回復のためにニンニクを食べたり、サプリメントを摂る人もいるかもしれません。

ニンニクといえば少し前の記事ですが、ニンニクやスイカが不動産の頭金の代わりになるという内容です。

https://gendai.media/articles/-/97394

実際に中国で行われている施策なのですが、

ニンニク
小麦粉
スイカ

などの食べ物が不動産の頭金になるという制度が、様々な不動産会社で行われているようです。

たとえば“ニンニク一斤100円”というレートで交換して、量が多ければ多いほど頭金に使えるので、もしニンニク農家なら嬉しい話かもしれません。

でもなぜこのような制度が広まったのか?

そこにはある背景がありました。

不動産の購入者が激変

中国では不動産バブルと呼ばれ、不動産の価格がどんどん上がっていきました。

ですがそのバブルが弾けると、一気に不況に陥ります。

対策として中国は、融資に厳しい条件を出すなど規制を行いました。

結果、想像を上回る不動産販売の減少となります。

これでは経済の成長が止まってしまうため、物件の価格を下げて購入を促すことが考えられます。

しかし中国は急激な不動産価格の変動を防ぐため、「値下げ禁止令」を発表しました。

https://toyokeizai.net/articles/-/576107

これでは不動産の価格は高いままです。

そして融資を受けることが難しいため、物件の販売が減少します。

そのため中国の不動産業界は、「食料を担保にして価格を下げる施策にするしかなかった」というわけです。

在庫物件の存在

背景のもう1つとして、「中国では34億人が住むことができる」という都市開発を行ってきました。

増え続ける人口が、十分に住める場所を確保するためです。

これにより新築が増えていったわけですが、

現在、中国の人口は14億人。

言うまでもなく、34億人の住居は必要ありませんよね。

人口が増えない理由として、日本と同じく中国でも少子高齢化が進んでいます。

当初の予測よりも人口が減少してしまったため、必要以上に“不動産が余ってしまった”ということです。

需要と供給のバランスが崩れ、物件は増えても購入する人がいなくなってしまったのです。

「在庫物件」をどうするか?

中国が取り組まなければいけない課題の1つと言われています。

・不動産価値は下げない
・在庫物件は減らす

この矛盾した政府の方針により、

ニンニクなどの食料が、物件の購入プランに取り入れられた背景です。

食料を頭金にすることで、

・表上は不動産の価値を下げず、食料を担保にして値下げ
・意外すぎるプランで注意を引く

という狙いがあったようですね。

ですがこの施策は、直接的な解決になっていません。

現実は食料を頭金にするプランは一部の不動産会社では、ほぼ効果がないと撤退しています。

恩恵を受けた投資家の今

不動産バブルで恩恵を受けた不動産の投資家たちはいるわけですが、彼らは一体、どうしているのでしょうか?

実は、日本に参入しています。

でもなぜ、日本の不動産に投資をするのか疑問に思いますよね。

その理由は2つあります。

理由① 物件を安く購入できる

日本の物件は、北京や上海よりも安く購入できます。

https://www.toyo-sec.co.jp/china/report/feature/211129_6936.html

さらには、円安状態が追い風になります。

日本にとってはじわじわと影響が出ていますが、中国の不動産投資家にとってはメリットになります。

たとえば、以前の2割引きで物件を購入できたら最高のタイミングですよね。

理由② 安定した収入が見込める

中国の不動産投資家たちのほとんどが、キャピタルゲインを狙います。

つまり安く買って高く売り、利益を得るということですね。

北京や上海の物件は利回り1%ほどで、そもそも家賃収入の見込みは厳しいようです。

一方で日本の物件は、都内で利回り3%、地方だと10%を超えるものがあります。

利回りが高い分、家賃収入でも安定的な収入が狙えるということですね。

これが、中国の不動産投資家が日本に参入する理由です。

不動産大国と言われる中国ですが、

物件の価格上昇と在庫物件の問題により、ユニークな施策が行われました。

このように日中のことだけでなく、不動産市場がどのようになるか傾向をみるのも、不動産投資を行う上で大切だと思います。

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