空き家

空き家が倒壊したらどうなる?倒壊を回避する3つの対策を解説

こんにちは、社会貢献型シェア不動産投資家の仲尾正人です。

空き家の管理を適切におこなっているでしょうか?

長期間放置された空き家は倒壊する危険性があります。

万一空き家が倒壊してしまうと、さまざまなトラブルや問題を抱えることになるため、十分に注意しなければなりません。

そこで今回は、空き家の倒壊がもたらす被害と回避する方法を解説します。

空き家を所有している方や、これから相続する予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

空き家の倒壊が社会問題化している

近年、空き家の増加が社会問題化しています。

2014年に「空き家対策特別措置法」が施行されたものの、空き家の増加に歯止めがかかっていません。

また、空き家の増加に伴って倒壊の危険性も増大しています。

今にも倒壊しそうな老朽化の進んだ空き家が増えており、倒壊する恐れに加えて屋根が飛散したり、害獣が異常発生したりなど大きな問題になった事例もあるのです。

倒壊しなくても、外壁や塀が落下して周辺住民や通行にケガさせる恐れもあります。

さらに、台風でガレキが飛んできたり、冬の積雪による重みで建物が傾いたりすると、地域の住民を不安にさせるでしょう。

長年放置された空き家を所有している、また相続する予定があるのなら、地域に被害を与えてしまう前に適切に処理しなければならないのです。

空き家の倒壊がもたらす被害とは

日本の住宅はおもに木で建てられており、長年放置して定期的な換気や適切な管理をおこなわないと、いずれ倒壊の危機が訪れます。

老朽化によって空き家が倒壊してしまうと、実際にどんな被害や問題が発生するのでしょうか?

では、具体的にみていきましょう。

景観が悪化する

空き家が倒壊すると景観が悪化します。

すぐに所有者が適切に処理してくれるとは限らず、そのまま放置されてしまうケースがあるのです。

ますます手が付けられない状態になり、不法投棄や害虫の大量発生、害獣が繁殖する原因にもなります。

また、周辺地域のイメージを損なうため、不動産価格にも影響を及ぼすケースもあるでしょう。

地域で賃貸経営をおこなっている方にとっても大きな懸念材料であり、悪い印象から入居者が集まらなければ撤退に追い込まれる事態になりかねません。

放火される

放置された空き家は、放火犯のターゲットにされてしまうケースが少なくありません。

とくに、倒壊してしまった空き家はガレキやゴミが散乱し、ひと目で人が住んでいないと判断されて放火犯に狙われやすくなります。

燃えやすいものが散乱していれば火をつけやすく、窓が割れていれば火を投げ入れられるなど、倒壊した空き家はとても危険な状態なのです。

治安が悪化する

空き家の倒壊によって、地域の住民が懸念することのひとつが治安の悪化です。

ボロボロになった建物はひと目で空き家と判断でき、不審者が住み着いてしまう場合があります。

敷地内へ容易に侵入できてしまうため、建物に落書きしたりイタズラしたりなど、若者のたまり場になるケースもあるでしょう。

また、万一重大犯罪の現場になれば、周辺地域のイメージがさらに悪くなってしまいます。

賠償請求される

空き家が倒壊して近隣に被害を与えれば、所有者が責任を問われます。

さまざまなケースによって異なりますが、近隣の建物に被害を与えた場合で数百万円から数千万、人的に被害を与えた場合では数千万から数億円もの賠償請求になるケースがあるのです。

くわえて、倒壊した建物を解体して更地にする費用も必要になります。

また「火災保険に入っているから大丈夫」と、考えるのは非常に危険です。

空き家の場合、通常の火災保険が適用されない可能性が高く、損害費用のすべてを請求されるケースもあります。

資産価値が下がる

放置された空き家の資産価値は低く評価されるのが一般的であり、倒壊してしまうとさらに資産価値が下がります。

使用する予定がないのであれば、倒壊する前に売却を検討するのがおすすめです。

また、倒壊した建物の修復は困難であり、仮にリフォームする場合にも多額な費用が必要になります。

更地にする場合にも解体費用を負担しなければならず、買い手に敬遠されてしまうでしょう。

空き家の倒壊を回避する3つの対策

前述したように、空き家の倒壊はさまざまな問題を引き起こし、多額の損害賠償請求に発展する恐れもあります。

では、どうしたら空き家の倒壊を回避できるでしょうか?

3つの対策を詳しく解説していきます。

適切に維持管理する

空き家を倒壊させないためには、適切に維持管理するよう心がけましょう。

こまめに通って湿気がこもらないように換気・通風するほか、清掃しながら不具合箇所がないか点検します。

さらに、庭木を剪定したり、雑草を処理したりなど建物以外の管理も大切です。

人の手が入ってすっきりした状態を保っておけば、不審者が住み着くような事態を防げます。

虫が発生しないように防虫処理を施しておくのも、建物をよい状態に保つためには有効です。

また、近隣に挨拶しておくとよいでしょう。

近隣と友好的な関係を築いておけば、何かしらのトラブルや問題が発生したときに連絡してくれる場合もあります。

万一近隣と揉めてしまうと売却時に影響する場合もあり、よい関係性を構築しておくことはとても重要です。

売却する

空き家の倒壊が心配ならば、早めに売却してしまうのも対策のひとつです。

空き家は所有しているだけで固定資産税がかかりますし、維持管理の手間やコストもかかります。

負担を感じているならば、早めに売却を検討しましょう。

ただし、空き家の状態や立地によっては売却先を見つけるのが困難です。

自治体が運営している「空き家バンク」を利用するほか、空き家に強みを持つ不動産会社に相談してみるとよいでしょう。

空き家管理サービスを利用する

空き家を適切に管理したいものの、仕事が忙しくて時間を作れなかったり、遠方でマメに通ったりが難しい場合があります。

自分で管理するのが困難ならば「空き家管理サービス」を利用する方法がありますので、チェックしてみましょう。

文字通り空き家の管理を代行してくれるサービスであり、契約内容によって下記のような作業を依頼できます。

  • 通風や換気
  • 通水や水漏れの確認
  • 雨漏りなど不具合箇所のチェック
  • 清掃作業
  • 郵便物の整理
  • 建物周辺の確認

費用はかかるものの、将来リフォームして住む予定があるなど売却しないのであれば、有料サービスを利用してでも空き家をよい状態に保つことが大切です。

まとめ

所有している空き家が倒壊してしまうと、さまざまなトラブルが起こります。

最悪の場合、損害賠償請求されるケースもあり、売却しないのであれば十分に注意して管理しなければなりません。

空き家や不動産について困ったことがあれば、不動産のプロに相談するのも方法のひとつです。

当サイトでも不動産に関する無料オンライン講座を実施しておりますので、ぜひお気軽にご利用なさってください。

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