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空き家の掃除が必要な3つの理由とは?自分で掃除する際のポイントを解説

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空き家を相続した方のなかには「使用する予定がないけど、マメに掃除する必要があるのかな?」と、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

空き家を掃除せずに長い間放置しておくと、結果的に手間やコストの増大につながる恐れがあり注意が必要です。

そこで今回は、空き家の掃除が必要な理由と自分で掃除する際のポイントを解説します。

空き家を相続した、また相続する予定があるなど、気になる方はぜひチェックしてみてください。

空き家の掃除が必要な3つの理由とは

空き家の掃除が必要な理由として、どんな点が挙げられるのでしょうか?

3つの理由に分けて、それぞれ具体的に解説していきましょう。

湿気がこもるのを防げる

長期間放置された空き家は湿気がこもってしまい、家具や建材などに大きなダメージを与えてしまいます。

木材が湿気を帯びるとカビやシロアリが大量発生する原因となり、最悪の場合建物の基礎部分が崩壊してしまう恐れもあり注意が必要です。

したがって、使用していない住宅でもあっても、定期的に通って換気しなければなりません。

定期的に掃除しに訪れて窓やドアを開けて通風すれば、空気が流れて家全体の湿度を下げられます。

空き家を所有しているのであれば建物の老朽化を防ぐべく、長期間にわたって湿気がこもらないによう管理する必要があるのです。

トラブルを早期発見できる

空き家を長年放置したまま点検を実施していないと、思わぬトラブルが発生しているケースがあります。

たとえば、ほんのわずかな雨漏りを放置しておいたばかりに、徐々に被害が広がって建材を腐食させてしまうような事態も起こりえるのです。

掃除するために定期的に訪れていれば、わずかなトラブルを発見できるでしょう。

早期発見によって結果的に手間や修繕費用の増大を防げる場合もあり、空き家を掃除するためにマメに訪れることはとても重要なのです。

法的措置を回避できる

空き家を掃除せずに放置していると、法的措置を受ける場合があり注意が必要です。

社会問題化している空き家の対策として、2015年に「空き家対策特別措置法」が施行されているのをご存じでしょうか?

適切に管理していない空き家を「特定空き家等」と認定し、改善や強制執行を実施することが可能になっているのです。

たとえば、以下のような状態になると、特定空き家に認定されてしまうため確認しておきましょう。

  • 建物が倒壊する恐れがある状態
  • 屋根や外壁の脱落や飛散する恐れのある状態
  • 擁壁が老朽化した危険な状態

上記のような状態で特定空き家であると認定されると、固定資産税の優遇措置適用を除外されるうえ、最悪の場合過料を科されるケースもあります。

空き家を掃除する目的で定期的に通うことは、法的措置を受けてしまうのを回避する効果もあるのです。

空き家の掃除は自分でやるべきか?

空き家の掃除は自分でやったほうがよいのでしょうか?

空き家の掃除には自分でやる方法と、専門の業者に依頼する方法の2つがあります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、空き家までの距離や予算、時間的余裕などを考慮して判断しましょう。

では、掃除を自分でやる方法と業者に依頼する方法、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

自分で掃除するメリット・デメリットとは

空き家の掃除を自分でやる最大のメリットが、費用を抑えられる点です。

専門業者に掃除を依頼すれば、当然ながら費用がかかります。

建物の規模によっても異なりますが、処分品が多く発生する場合には数十万円の費用を請求される場合もあるのです。

ただし、自分で掃除するからには、それ相応の時間と労力が必要です。

とくに、空き家が自分の住まいから遠方にある場合には、頻繁に通って掃除するのは大きな負担になります。

自分で掃除するのを検討する場合には、メリットとデメリットを自分のライフスタイルなどと照らし合わせておきましょう。

業者に掃除を依頼するメリット・デメリット

費用はかかるものの専門業者に掃除を依頼すれば、プロならではのクオリティを期待できるでしょう。

とくに、忙しくて自分で掃除できない方や空き家が遠方にある場合に重宝します。

ただし、空き家の隅々までチェックされるのが気になる方や、プライベートな部分を見られたくないと感じる方には不向きです。

また、一部の悪徳業者に依頼してしまう恐れもあります。

不当に高額な掃除・処分料金を請求されるトラブルも発生しており、業者を選定する際は十分に注意しましょう。

空き家を自分で掃除する際のポイント

空き家を自分で掃除する際には、動きやすく汚れても気にならない服装を用意し、軍手やゴミ袋、ホウキなど一般的な掃除道具を準備しておきましょう。

では、空き家を自分で掃除する際のポイントを場所別に解説していきます。

庭のお手入れ

庭のお手入れが行き届いていない状態だと、容易に空き家であると判断できてしまいます。

ひと目で空き家だとわかる状態だと、不審者に侵入されるリスクや放火犯のターゲットにされてしまうため注意しなければなりません。

庭のお手入れをおこなう際には、以下の点に注目して作業してみてください。

  • 庭に落ちているゴミや落ち葉を集めて廃棄する
  • 覆い茂った雑草を刈り取って処分する
  • 庭木が伸びて隣の敷地や道路にかかっていれば剪定する

室内のお手入れ

長年放置していた空き家の場合、細かいゴミが散乱していてケガする恐れがあります。

厚手の靴下を履くほか、軍手やマスクを装着して万全な体制で掃除をはじめましょう。

まずは、各部屋の窓や玄関を全開にして換気をおこない、こもっている湿気を排出してカビの繁殖を防ぎましょう。

掃除の方法としては、一般的な家庭でのやり方と同じです。

チリやホコリは上から落ちてくるため、上から下への順番で掃除していきましょう。

掃き掃除と拭き掃除が終わったら、最後に掃除機を使って細かいチリやホコリ、ゴミを吸い取って室内の掃除は終了です。

害虫・害獣対策

長年放置している空き家には人の気配がなく、害虫や害獣が侵入する恐れがあります。

大量発生や繁殖してしまうと素人には手を付けられなくなるため、十分に注意が必要です。

小さな虫や動物に侵入されそうなすき間などがあれば、網やテープでしっかりと塞いでおきましょう。

また、防虫剤を散布しておくのもおすすめです。

空き家を掃除しながら、ちょっとしたトラブルや不具合を発見するように努めましょう。

まとめ

空き家をこまめに掃除しておくことは、いずれ住居として使用する場合や売却したいと考えているならとても重要です。

面倒だからと放置しておくと、余計に手間やコストが増大してしまうほか、物件の価値が下がってしまうため注意しておきましょう。

もし、空き家や不動産に関して困っていることやお悩みがあれば、不動産のプロに相談するのも方法のひとつです。

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